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第307回談話会のお知らせ


日 時  2018年5月24日(木)18:30-21:00

会 場  ウィングス京都セミナーB

発表者 周 耘氏(武漢音楽大学教授/長江伝統音楽文化研究センター主任/
          国際日本文化研究センター外国人研究員)

論 題 悠久なる郷の響き――黄檗声明の中国的要素

要 旨 
黄檗宗は日本仏教の禅宗に伝わる三大宗派のひとつであり、
明清代に中国から渡ってきた臨済宗の高僧隠元隆gによって創立されました。
日本に伝わる仏教諸宗派のなかでも、黄檗宗は明清代の大陸的な仏教要素を色濃く残し、
「念仏禅」という修行方法を有することが特徴的です。
特に、黄檗声明と呼ばれる当該宗派の儀礼音楽は、
1650年代に宗が創立してから現在に至る3世紀半を経てもなお、
明清代仏教音楽の様式や詞章の内容、その他諸要素を多く保ってきていることから、
「悠久なる郷の響き」と呼ぶことができましょう。
本発表では、フィールドワークと文献考察をもとに、
黄檗宗声明という明清代仏教音楽がいかに伝承され、
また日本化してきたのか、その変遷の経緯を示すとともに、
ディアスポラという視点から「悠久なる郷の響き」を形成した
社会的・歴史的文化要因を考察します。

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・事前申し込み不要。
・会員は参加費無料、会員以外からは300円頂戴いたします。
・終了後、懇親会を予定しております。そちらの方も是非お越しください。
 懇親会の参加については当日お聞きします。
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