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次回談話会のご案内

第302回談話会のお知らせ


京都民俗学会は、日本民俗学会第69回年次研究大会(10月14、15日)を共催するため、
10月の談話会を休会いたします。
11月談話会は、例年通り京都民俗学会年次研究大会の前日(12月9日)に行います。


日 時 2017年12月9日(土)13:30-17:00
     13:30-13:35 挨拶と登壇者紹介と意図説明
     13:35-15:05 パネリストによる話題提供
     15:15-17:00 パネルトーク

会 場 京都市職員会館かもがわ(京都市中京区土手町通夷川上る末丸町284)

論 題 パネルトーク「戦国武将のフォークロア―歴史の再説にどう向き合うか―」

開催意図
歴史上の人物にまつわる逸話は、時代を超えて人びとの関心を惹き
多彩に語り継がれてきました。
現代においても、それは時に関連する地域の伝承などとして出現し、
あるいは小説や映画など様々なメディアを通じて拡散され、
新たな生命を吹き込まれた物語として人びとの前に姿を現してきました。
例えば近年ブームなどとして顕在化する戦国武将にまつわる語りは、
それが現代社会における人びとの歴史事象の捉え方のひとつであることを
示しているともいえるでしょう。
この現象に対して、民俗学はどのように向き合うことができるでしょうか。
次回の京都民俗学会談話会では、歴史の再説の現場に身をおき、
思考を重ねてきた3人のパネリストをお迎えし、
「戦国武将」をテーマに、
民俗研究の立場からトークを繰り広げてみようと思います。

パネリストによる話題提供
室井康成氏(建築資材販売業)
「『おんな城主・直虎』問題−新たな戦国武将像の生成現場に遭遇して−」
本報告では、NHK大河ドラマの放送を契機に出現した新たな伝説や
種々のイベントに突如直面することになった報告者の経験から、
フィールドとの距離感や史実性の担保、民俗学者の立場性について考えてみたい。

及川祥平氏(川村学園女子大学文学部専任講師)
「戦国武将は誰のものか―武田氏をめぐる動きを手掛かりに」
戦国武将の物語を民俗学の立場から考える場合、
重視すべきは人びとの受容や体験のあり方と思われる。
本報告では武田家家臣末裔の組織の活動や、
長篠古戦場を史蹟として有す新城市の状況を取り上げ、
戦国武将のフォークロアをめぐる論点の洗い出しを試みたい。


橋本 章氏(京都文化博物館)
「姉川合戦をめぐる物語の成立と史実―信長・家康・長政の英雄譚から―」
戦国武将が活躍した合戦は、近世近代を通じて脚色され
壮大な「いくさ物語」として語り継がれてきた。
本報告では姉川合戦を題材に、その物語の変遷過程と現状について述べる。

司 会
・岡本真生氏(関西学院大学大学院社会学研究科博士課程後期課程)


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・事前申し込み不要。
・会員は参加費無料、会員以外からは300円頂戴いたします。
・懇親会にもぜひご参加ください。受付時にお伺いします。
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