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第306回談話会のお知らせ


日 時  2018年4月27日(金)18:30-21:00
会 場  ウィングス京都ビデオシアター


発表者 星 優也氏(佛教大学大学院/日本中世宗教文化史・宗教芸能史・神話史)

論 題 神楽・天岩戸起源説の形成と変貌

要 旨 
神楽は天岩戸神話に由来する―。今でもそうした言説を聞くことが多い。
現に各地で岩戸開きを再現した「岩戸神楽」が行われることが、
神楽が天岩戸に始まるという理解の根拠になっているといえよう。
また近年は、二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピックの開会式で
岩戸神楽の公演を求める動きがあるほど、
神楽=天岩戸神話という認識が定着していることが窺える。

だが『古事記』『日本書紀』には「神楽」という言葉すらない。
では、いつから天岩戸神話と神楽が結び付き、今日の理解にまで展開したのか。
時代ごとの神楽が持つ意味を再検討するとともに、
神楽・天岩戸起源説の形成過程の考察が求められているのである。

以上の問題意識に基づき、本報告は神楽の初出である『古語拾遺』を起点に、
『先代旧事本紀』、『神祇官勘文』、『奥義抄』、信西『日本紀鈔』など、
平安期を通した神楽・天岩戸起源説の形成を捉え、
中世以降における変貌の歴史叙述を試みる。
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・事前申し込み不要。
・会員は参加費無料、会員以外からは300円頂戴いたします。
・終了後、懇親会を予定しております。そちらの方も是非お越しください。
 懇親会の参加については当日お聞きします。
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