京都民俗学会京都民俗学会

次回談話会のご案内

第309回談話会のお知らせ


日 時  2018年7月27日(金)18:30-21:00

会 場  ウィングス京都セミナーA

発表者  柿本雅美氏(大津市文化財保護課)

論 題  「家の名」をめぐる民俗学的研究

要 旨
本発表では、屋号、通名、苗字を「家の名」として捉え、
それぞれの関係性や個人名との関わりを分析し、
「家の名」が地域社会の中でどのように位置づけられるのか、
家意識の問題を交えながら考察していく。
「家の名」は、地域社会のなかで共通の認識をもって家々を区別する名前、
家の系譜を示すことのできる名前と規定したい。
また屋号は個人ではなく、家を指す際に用いられる名前であり、
家の系譜を示すことのできる名前。
通名は、近世において苗字を公称できない庶民が使用した名前で、
家の系譜を表わし、家督相続の際に受け継がれ、代々襲名する名前。
苗字は明治期になって庶民にも公に名乗ることが許された
地域社会の外においても有効な名前であり、
家と個人の両方を指す働きを有する名前である。
これら屋号、通名、苗字はそれぞれ関係しながら成り立ってきたにも関わらず、
個別に研究が行なわれ、
また近世から近現代の連続性を視野に入れた研究が進められてこなかったことを踏まえ、
総合的に論究する。

-----
・事前申し込み不要。
・会員は参加費無料、会員以外からは300円頂戴いたします。
・終了後、懇親会を予定しております。そちらの方も是非お越しください。
 懇親会の参加については当日お聞きします。
© 京都民俗学会 (お問い合わせ / プライバシーポリシー)