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次回談話会のご案内

第327回談話会(オンライン開催)のお知らせ


日時 2020年9月27日(日)18:30-21:00(参加申し込み〆切9月18日開催方法 オンライン形式(zoom)

発表者 真柄 侑氏(琵琶湖博物館特別研究員)

論題
民俗学で考える「はたらく」とは何か
―岩手県紫波郡紫波町片寄漆立における生業の展開と人びとの生き方から―

要旨
昨今、「働き方改革」が政府の主導により進められているように、
日本の現代社会は労働のあり方が大きく問われている時代にある。
その一方で、我々は「人がはたらく」ということが如何なることであるのかを
どれほど理解しているのだろうか。
この問題を考えるべく、報告者は特に関わりの深いものとして、
民俗学における生業研究の整理を試みた。
その結果、生業が営まれている地域の実態と、
その生業に携わる「人」がどう生きてきたのかという点は、
従来の研究では依然乖離している状態であることを指摘した。
そこで、地域の生業の全体像を捉えてみること、
そして一個人の人生の中で生業を捉えてみることという
二つの作業を行ない、人が「はたらく」とは如何なることなのか、
人が地域に暮らし生きるとはどういうことなのかということを、
今一度フィールドワークから丁寧に捉えようとしたのが本報告である。

当該地域はいわゆる中山間地域とされる集落であり、夏場に農業を行い、
冬場に酒屋働きとして全国へ赴く働き方が盛んであった地域である。
報告者はそこで、昭和30年代から現代にかけて、働く術や社会関係、
生活のあり方を変化させていく漆立の姿をみた。
その一方で、ある個人の人生経験から生業の変遷を立ち上げてみたときには、
漆立の生業の全体像を捉えた時とは一見異なる生業の選択や、
しかしそこにある人づきあいを基準とした個人の葛藤、
漆立で暮らすために必要であった仕事、といったことが
明らかとなったのであった。
以上を踏まえ、まず人が働く現場にある「はたらく原動力とは何か」という点に着目した結果、
報告者は“収入を得るということ”、“仕事を分かち合う楽しみ”があること、
“自慢の一品を持っている誇り”があることの3点を指摘した。漆立の人びとに映される、
それぞれの漆立で生きてきた歴史を抱えつつはたらき生きる姿から、
現代における労働のあり方と地域に生きるという問題を検討する。


参加方法申し込みフォームから参加申し込みをしてください
 後日IDとパスワードをお送りします
・申し込み〆切 9月18日

備考
・原則として参加者は京都民俗学会会員のみとします
・京都民俗学会への入会を歓迎いたします!
 入会案内をご参照ください
・オンラインアプリはzoomを使用します
 なお参加希望者へのアプリ使用についてのサポートは行いません
・本オンライン開催の参加に要する通信料等は、参加者各自でご負担ください
・研究会終了後にオンラインでの懇親会開催を予定しております
>>談話会の記録を見る

年次大会情報

第39回年次研究大会のお知らせ


2020年12月開催予定です。

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・一般参加歓迎。どなたでも自由にご参加下さい。申し込み不要。
・懇親会への参加も歓迎します。
>>年次大会の記録を見る

会員へのおしらせ

現役大学院生の会費納入について

現役大学院生の会員の皆さんへ


日ごろは京都民俗学会の活動にご理解とご協力を賜りまして
ありがとうございます。厚く御礼申し上げます。

さて、本年春からの新型コロナウイルス感染症拡大により、
大学生がさまざまな困難に遭遇しているという状況を鑑みて、
京都民俗学会では2020年度に限り、
現役大学院生の年会費を半額の2000円とします。

これは既会員・新入会員ともに2020年度会費を対象とするので、
たとえば2019年度会費を滞納している者からは、
結果2年間で6000円を徴収するものとします。

なお、会員名簿での現役院生の判別ができないので、
請求は従来通りとし、自己申告によって会費を半額とします。
つきましては、現役大学院生は振込用紙に
「○○大学大学院 △△研究科 博士後期課程◎回生在学中。
 指導教員:青空太郎教授」のように具体的に明記し、
金額欄を訂正して振り込んでください。
振込用紙の記入にあたっては、8月22日事務局送信の
メールに添付したPDFを参考にしてください。

なお、会費納入のお知らせならびに振込用紙は
近日中に発送させていただきます。

ご不明な点がありましたら事務局までお問合せくださいませ。
公開:2020年08月24日
>>おしらせを見る
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