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次回談話会のご案内

第290回談話会のお知らせ

日 時 2016年7月29日(金)18:30-21:00

会 場 ウィングス京都セミナーA

発表者:岩城こよみ 氏(大阪産業大学人間環境学部 非常勤講師)

論 題:味噌の民俗

要 旨:
電気・ガス・水道のなかった時代における家庭内食の主軸は保存食にあり、そこにウチミソがあった。
味噌汁・味噌漬け・嘗め味噌など、日常時も非常時も、家庭内食は味噌尽くしであった。
そんな味噌は、自家醸造の歴史の長さと、家族の心身を安定的に満たしてきた歩みによって
「手前味噌・おふくろの味」といわれるように、家族共有の嗜好物としても親しまれてきた。
本論は、味噌の民俗を、調査者自らが聞き取り調査で得た事例を中心に、
製造・管理・利用の実態として整理することで、明らかにしようとするものである。
25府県を歩き、話者121人、その平均生年は昭和2年、最高齢は明治40年生まれのお二方となった。
味噌祝い・味噌豆共食・味噌分与の禁忌伝承の展開、味噌と家運の連動、主婦権に及ぶ管理権、
民間療法、信仰、牛馬と味噌などにも注目する。
本論の狙いは、ウチミソの民俗を通して見えてくる「食の心」に言及するところにもある。
現代日本人は、外食・中食の隆盛とその恩恵を得る一方で、家庭内食文化を崩壊させている。
平成17年の「食育基本法」施行は、現代日本の食環境の混迷を露呈した。
平成25年のユネスコ無形文化遺産に「和食 日本人の伝統的な食文化」が登録されたが、
これによって日本の食環境の混迷が問われるような機運も見えない。
和食の基層としての家庭内食文化の軽視は、ますます深刻である。
本論が、日本の主婦たちの伝承力・技術力の確かさの一端を明らかにし、家庭内食文化の復権につながることを願う。
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・事前申し込み不要。
・会員は参加費無料、会員以外からは300円頂戴いたします。
>>談話会の記録を見る

年次大会情報

第35回年次研究大会のお知らせ


次回年次研究大会は、2016年12月に開催予定です。

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・一般参加歓迎。どなたでも自由にご参加下さい。申し込み不要。
・懇親会への参加も歓迎します。

>>年次大会の記録を見る

会員へのおしらせ

「京都民俗」第33号原稿募集のお知らせ

『京都民俗』第33号投稿エントリーはしめきりました。

     
                         『京都民俗』編集事務局


『京都民俗』第33号(2015年12月刊行予定)の原稿を、下記の通り募集いたします。


1 エントリー
投稿される方は以下に従い、投稿される旨をメールまたは封書にてご連絡下さい。
エントリーなしの投稿はできません。

【エントリー期間】2014年12月29日(月)〜2015年1月31日(土)
【必要事項】1.題目(仮題でも可)
      2.原稿の予定枚数(400字詰原稿用紙換算)
      3.執筆者の住所、電話番号(メールアドレス)、所属、専攻分野
      4.論文・研究ノートの別(希望)
【エントリー先】
 ・メールの場合
  
  件名は「『京都民俗』エントリー」として下さい。
          
  エントリー後、原則一週間以内に事務局から確認のご連絡をいたします。
  上記連絡が一週間以内にない場合は、メールの不着が疑われますので、
  恐れ入りますが再度郵送にてエントリーし直して下さい。

 ・郵送の場合
  〒603-8577 京都市北区等持院北町立命館大学文学部 河原典史研究室気付
        京都民俗学会編集事務局
  
2 投稿期間
2015年2月1日(日)〜3月31日(火) 消印有効・締切厳守

3 投稿規定
2012年12月より投稿規定が改正されました。よくご確認のうえ、エントリーして下さい。

原稿の枚数については、原則として下記の基準(いずれも400字詰原稿用紙換算)を設けます。
この枚数を遵守してご執筆下さい。
原稿の分量が多すぎる場合は原稿を受理しません。
なお以下の枚数には図表も含まれます。
・論文:60枚程度
・研究ノート、資料紹介:40枚程度
・書評・文献紹介:15枚程度

また、『京都民俗』に投稿できるのは、本会の会員に限られます。
2014年度までの会費を完納しているかご確認下さい。
詳しくは投稿規定・執筆要項をご参照下さい。
  

4 問い合わせ
その他、お問い合わせは編集委員会(上記エントリー先)までお願いいたします。
こちらのメールアドレスはエントリー、問い合わせ専用です。
エントリー後、編集委員が別アドレスでご連絡いたしますので、
以降のやりとりはそちらのアドレスでお願いいたします

公開:2015年01月03日, 更新:2015年02月16日
>>おしらせを見る
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