(2021年11月改定)

『京都民俗』(以下、本誌とする)は、本会設立の趣旨に沿って民俗学についての情報交換や調査研究の発表をおこない、会員相互の交流の場を提供するために発行されるものである。

民俗学に関係するものならば研究論文、調査報告、資料紹介や書評など、形式や内容は問わない。対象範囲は、単に民俗学にのみ留まらず、他分野の立場で書かれたものでも差支えない。特に、広く学際的視野に富んだものを期待する。また、日本国内に限らず、外国に関して書かれたものも歓迎する。

会員ならば自由に投稿できる。ただし、エントリーの当該年度までの会費を完納していることに限る。また掲載にあたっては、編集委員会による査読審査を経るものとする。

投稿の際には別紙「投稿用紙」を作成のうえ、投稿論文に同封する。

*****

  1. 原稿の分量は次の通りである。
    研究論文:24,000字以内(注、図、表、写真、参考文献等を含む)。
    研究ノート:16,000字以内(注、図、表、写真、参考文献等を含む)。
    書評・新刊紹介:6,000字程度。
    調査報告・資料報告など:12,000字以内(注、図、表、写真、参考文献等を含む)。
    図表等の分量:本誌1ページ全面に掲載する場合、原則1,200字換算とする。
    その他、編集委員会の企画によって原稿を依頼することがある。
    なお、以上の限度を超過した場合は、原稿の受領は認められない。また著しく図版や写真が多い論文の掲載には、執筆者に実費を請求する。このような場合は、事前に編集事務局と執筆者の両者が相談のうえ、取り決めることとする。
  2. 原稿は原則としてパソコンのワープロソフトで作成することとし、書式は横置きA4版、40字・30行の縦書きに統一すること。ただし欧文原稿の書式は、必ずしもそのかぎりではない。また、やむを得ず手書きする場合は、縦書き400字詰めの原稿用紙を用いること。
  3. 引用・参考文献は文末に明記し、引用文献に関しては、出典、引用箇所を明示する。
  4. 図表、写真などには種類ごとにキャプションと通し番号を付け、出典がある場合には明記すること。また原稿中に挿入箇所を明記すること。この場合、縮小サイズを考慮し、学会誌の版型に適切な大きさであることを確認しておく。
  5. 図表の折り込みはしない。また作図については、執筆者の責任において完成図面を提出することを原則とする。編集事務局では、作図および図の整形はおこなわない。
  6. 完成原稿を前提とする。万一執筆者の都合で追加変更などが常識を逸する量でおこなわれた場合、その必要経費は執筆者の負担とする。
  7. 投稿・依頼を問わず、原稿の掲載は編集委員会による査読を経て決定する。査読は、別に定める「査読の観点」に基づいて行われる。査読結果によっては、不掲載の場合や書き直しを求めることもある。
  8. 同一人物による連続投稿は2号までとする。
  9. 編集委員会の査読によって掲載が決定した場合、執筆者に対して掲載号を7冊進呈することとする。抜刷は執筆者負担とする。
  10. 章立てや注などの書式・体裁については、編集委員会で修正する場合がある。
  11. 掲載された論文等の著作権は著作者が有する。ただし、著作者は下記12項の作業に関する著作権の一部(複製権および公衆送信権)使用を本会に許可するものとする。
  12. 本誌に掲載された論文等で、掲載から2年が経過し、著作者が認めたものについては、「科学技術情報発信・流通総合システム」(J-STAGE)に公開する。
  13. 投稿・執筆に関する問い合わせ先、原稿の送付先は、『京都民俗』編集事務局とする。また、原稿の募集時期、送付方法は別途事務局から案内する。