第43号 2024年

研究論文

茶圓直人俗信の概念規定をめぐる一考察
ルーベック イアン栄近世における神事相撲の変遷―松尾社「八朔相撲」を事例に―
橘 尚彦京都忠霊塔の「納骨堂」―敗戦時の状況と「京都市忠霊顕彰奉賛会」をめぐって―
星 優也柳田国男と折口信夫の華道観―雑誌『華道学術講座』掲載論文から―
道前美佐緒現代の婚姻儀礼と「家族の物語」―なぜ、いかに語られるか―
大黑久美子高知県西部の養子婚をめぐる一考察―宿毛市山奈町芳奈の事例より―

開催報告

東城義則「民俗学からみる無形文化遺産―民俗学実践フォーラム2024」開催報告

実践報告

佐野正晴テレビ番組コーナー「歴史文化財課 佐野さんの民具図鑑」の制作

報告

橘 尚彦君島彩子著『観音像とは何か』について―「霊山観音」記述における「不適切な引用」の問題―

書評

村山弘太郎渡部圭一著『読み書きの民俗学』