第383回談話会「京都/路上/観察」

日時 2026年4月11日(土)14:00~17:00
開催 京都大学人文科学研究所 本館1Fセミナー室1 / オンライン(zoom)
共催 京都大学人文科学研究所共同研究班「文化資源と文化運動」
報告者 佐藤守弘氏(同志社大学)「出あって見つめて連れかえって名づける―路上とメディアの系譜学」
コメント1 扉野良人氏(アマチュア出版人/本名・井上迅、徳正寺住職)
コメント2 かわえみ氏(写真家)
コーディネーター・司会 菊地 暁氏(京都大学人文科学研究所)
趣旨
2026年は、1986年設立された「路上観察学会」の40周年に当たる。美術家・赤瀬川原平や建築史家・藤森照信など、「路上」に興味を抱く人々が集った同学会は、路上に存在する奇々怪々な物件を「トマソン」と名づけて都市の生態を鮮やかに切り出し、人々の都市認識を挑発した。その余波は現在に至るまで持続している。そして同学会にとって、京都は、最初期からの重要なフィールドだった(『芸術新潮』1986年4月号「珍珍京都楽しみ図会」など)。こうした「路上」への視線の系譜を、京都というフィールドから振り返り、その可能性の中心を考えてみたい。
報告要旨
佐藤守弘氏(同志社大学)「出あって見つめて連れかえって名づける―路上とメディアの系譜学」
1920年代の考現学に端を発し、赤瀬川原平による「超芸術トマソン」を皮切りに、芸術/学術/ポピュラー文化の諸境界を越えて1980年代に隆盛を極めた路上観察の系譜は、ソーシャル・メディアとの親和性の高さもあって、今日においても、さまざまな領域でその影響を見ることができる。本報告では、路上観察の系譜を、メディアとの関わりを意識しながら辿るとともに、京都における実例とともに、路上と観察者の関係を考察し、その可能性を探っていきたい。
参加方法
・【対面】会場に直接お越しください。参加登録は不要です。会員・非会員ともに参加費無料です。
・【オンライン】会員の方のみオンライン参加が可能です。開催2日前(目安)に、会員全員にオンライン参加情報を送信します。オンラインアプリはzoomを使用します。なお参加希望者へのアプリ使用についてのサポートは行いません。

